薔薇のドライフラワーをおしゃれに飾る方法|長く楽しむアレンジ術
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薔薇のドライフラワーをおしゃれに飾る方法|長く楽しむアレンジ術
はじめに:薔薇のドライフラワーがもたらす魅力
薔薇は、その美しさと豊かな香りで人々を魅了し続ける花です。プレゼントや記念日の花束に選ばれることも多いですが、せっかくの薔薇を長く楽しむなら「ドライフラワー」にするのがおすすめです。特に、乾燥させた後もその美しさが際立つ薔薇は、インテリアとしても高い人気を誇ります。本記事では、薔薇のドライフラワーをおしゃれに飾るアイデアから、カラー別背景の選び方、自作ドライの作り方や飾る際の注意点までを解説します。
薔薇のドライフラワー|基本のスタイルと飾り方アイデア
1. 天井から吊るしてスワッグ風に
もっともポピュラーなドライフラワーの飾り方は、茎を上にして逆さに吊るす「スワッグ」スタイル。束ねた薔薇をナチュラルな麻紐で吊るすだけで、ボタニカルな空間演出が叶います。無造作な美しさが魅力のため、複数のカラーを混ぜてもおしゃれに仕上がります。
2. ガラス瓶に詰めてヴィンテージ風に
空き瓶やガラスドームに小さくカットした薔薇の花を詰めて飾る方法も人気です。乾燥させた薔薇を丁寧に詰めるだけで、インテリアのアクセントになります。透明なガラスに映えるカラーの薔薇を選ぶことで、視覚的な楽しさが増します。
3. 額に入れてアートとして飾る
ドライフラワーを額縁にレイアウトし、まるで押し花アートのように飾る方法。モダンな部屋や北欧テイストのインテリアにぴったりで、空間に洗練された印象を与えます。花だけでなく葉や茎も一緒にデザインすることで、立体感のある作品に。
4. キャンドルホルダーに添える
薔薇のドライフラワーをキャンドルホルダーの周りに散らすと、温もりあるムードの演出に。テーブルコーディネートにも使えるため、来客時の飾りとしても好評です。
カラー別に選ぶ背景アイデア|映える組み合わせを知ろう
赤い薔薇には「黒」「グレー」「ベージュ」背景
赤の薔薇は力強さや愛情を象徴する色。背景をシックな色にすると赤の美しさがより引き立ちます。黒やグレーならモダンに、ベージュ系ならナチュラルにまとまります。
ピンクの薔薇には「白」「パステルブルー」
淡いピンクや濃いピンクの薔薇は、背景に白や水色を合わせると清楚で可憐な印象に。木製の棚や白い額縁とも相性抜群です。
黄色の薔薇には「紺」「ブラウン」
陽気な印象の黄色い薔薇は、ダークカラーの背景と合わせることで程よいコントラストを生み、華やかさを引き立てます。
白い薔薇には「木目調」「くすみカラー」
清らかさの象徴である白い薔薇は、素朴な木目やくすんだピンク・ブルーと合わせると上品にまとまります。
ドライフラワーの作り方|薔薇をきれいに乾かす手順
1. 切るタイミング
薔薇は花が7〜8分咲きの状態でカットするのがベスト。開ききる前の方が形を保ちやすく、ドライにしたときに美しいシルエットが残ります。
2. 葉を取り除く
余分な葉をすべて取り除くことで、乾燥時間が短くなり、カビの発生も抑えられます。特に茎の根本に残る葉は要注意。
3. 逆さに吊るして乾燥
通気性のよい暗所で逆さに吊るして7〜10日ほど乾燥させます。直射日光は色褪せの原因になるため避けましょう。
4. シリカゲルでの乾燥方法(急ぎの場合)
専用の乾燥剤(シリカゲル)を使うと、2〜3日でドライ化可能です。花を傷めず短時間で仕上がるため、急ぎのときにおすすめ。
飾るときの注意点|美しさを長持ちさせる工夫
- 直射日光を避ける:色褪せを防ぐため、できるだけ間接光の場所に飾りましょう。
- 湿気を避ける:カビ防止のため、浴室やキッチンなど湿気の多い場所には不向きです。
- ホコリ対策:額縁に入れる、ドームで覆うなどしてホコリを防ぐと、見た目の美しさもキープできます。
まとめ|薔薇のドライフラワーで暮らしに彩りを
薔薇のドライフラワーは、手間をかけずに長く楽しめるおしゃれなインテリアアイテムです。吊るす・瓶に入れる・額にするなど多彩な飾り方があり、カラーによって背景の選び方を工夫するだけで空間の印象が大きく変わります。自作も簡単なので、ぜひご自宅の薔薇をドライにして、生活空間を華やかに彩ってみてください。
