花の名前の由来まとめ|バラ・チューリップ・ガーベラ
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花の名前の由来まとめ|バラ・チューリップ・ガーベラの語源と意味をわかりやすく解説
花の名前には物語がある
花の名前は、ただの呼び名ではありません。そこには歴史・文化・言語の変遷が刻まれています。
バラ、チューリップ、ガーベラ。私たちにとって身近な花も、その名前の由来を知るとまったく違って見えてきます。
この記事では、人気の3種類の花について、語源や歴史背景をわかりやすく解説します。
バラ(薔薇)の名前の由来
■ 「バラ」という音の由来
「バラ」という言葉は、古代ペルシャ語の「ワルダ(warda)」が起源とされています。これがギリシャ語の「ロドン(rhodon)」、ラテン語の「ロサ(rosa)」へと変化し、ヨーロッパ各地に広まりました。
英語の「rose」もこの流れに由来します。
■ 日本での「薔薇」という漢字
「薔薇」という漢字は中国由来。音読みで「ショウビ」とも読みます。非常に画数が多い漢字ですが、それだけ古くから存在し、高貴な花として扱われてきた証でもあります。
■ バラが“特別な花”と呼ばれる理由
- 王侯貴族の庭園に植えられた歴史
- キリスト教文化での象徴性
- 香水や医療にも使用された背景
バラは単なる観賞用の花ではなく、文明とともに歩んできた花なのです。
チューリップの名前の由来
■ ターバンが語源?
チューリップの語源は、トルコ語の「チュルバン(tülbend)」といわれています。これは「ターバン(頭に巻く布)」を意味する言葉です。
花の形がターバンに似ていることから、ヨーロッパに伝わる際にその名前が変化しました。
■ オランダとの関係
チューリップといえばオランダですが、原産地は中央アジア。16世紀にオランダへ伝わり、「チューリップ・バブル」と呼ばれる経済事件を引き起こしました。
球根1つが家一軒分の価格になったこともあるほど、歴史的にも特別な花です。
ガーベラの名前の由来
■ 人名が由来
ガーベラは18世紀のドイツ人植物学者「トラウゴット・ガーバー(Traugott Gerber)」に由来しています。
人名が花の名前になる例は少なくありません。ダリア(ダール)、フクシア(フックス)なども同様です。
■ 日本での人気の理由
ガーベラは花言葉が「希望」「前向き」などポジティブで、卒業や送別のシーズンに人気があります。
名前の響きも明るく親しみやすいことから、日本でも広く浸透しました。
なぜ花は外国語由来が多いのか?
多くの園芸植物は海外から輸入されています。そのため、原産地の名前や学名がそのまま使われることが多いのです。
一方で、日本古来の花(桜、梅、菊など)は和名が中心です。
花の名前を知ると贈り物が変わる
例えば、プロポーズにバラを贈るとき、「この花の名前は古代から愛を象徴してきた」と伝えられたらどうでしょうか。
単なる花束が、物語を持つギフトへと変わります。
まとめ|名前は文化の記憶
花の名前には、歴史と言語、そして人の営みが詰まっています。
- バラ:古代文明とともに広がった花
- チューリップ:ターバンから生まれた名前
- ガーベラ:植物学者の名を受け継ぐ花
次に花を贈るときは、ぜひその名前の意味も一緒に伝えてみてください。
