花瓶に合う花の選び方|形・高さ・色バランス完全ガイド

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花瓶に合う花の選び方|形・高さ・色バランス完全ガイド

花瓶に合う花の選び方|形・高さ・色バランス完全ガイド

「素敵な花瓶を買ったのに、どんな花を入れればおしゃれに見えるのか分からない」 「いつもバランスが悪くて、PinterestやSNSのように決まらない……」

そんな悩みを解決するのが、この“花瓶に合わせて花を選ぶ”ための完全ガイドです。 丸い花瓶・細長いシリンダー・フロアベース・一輪挿しなど、形ごとに合う花・本数・高さ・色合わせをプロ目線でまとめました。

この記事を読めば、手持ちの花瓶でも、通販で届いた花束でも、「スッと決まる飾り方」がイメージできるようになります。

1. 花瓶に合う花を選ぶ前に知っておきたい3つのルール

ルール①:花の高さは「花瓶の1.5〜2倍」が目安

まず覚えたいのが、「花の高さ = 花瓶の高さの1.5〜2倍」という黄金比。 これより低いとずんぐり、高すぎると不安定に見えがちです。

ルール②:口の広さで「本数」が決まる

  • 口が狭い花瓶(3cm前後)…一輪〜数本のスリムな飾り向き
  • 中くらいの口(5〜7cm)…小さめのブーケ・ミニアレンジに最適
  • 広い花瓶(8cm以上)…ボリュームのある花束・枝ものもOK

ルール③:花瓶の「形」と「素材」で合う雰囲気が変わる

ガラス・陶器・金属など、素材によって似合う花も少しずつ変わります。 たとえば、ガラスはナチュラル&透明感、陶器は落ち着き・北欧感が出やすいのが特徴です。

2. 形別|花瓶に合う花・本数・高さの目安

2-1. 丸い花瓶(ラウンドベース)

ころんとした丸い花瓶は、初心者でもバランスが取りやすい万能タイプ。 中心に向かってふんわり丸く膨らむように活けると、写真映えするシルエットになります。

おすすめの花 本数の目安 ポイント
バラ、ガーベラ、カーネーション、ラナンキュラスなど丸い花 メイン5〜7本+小花・グリーン 同系色でまとめるとラグジュアリーに
スプレーバラ・スプレーカーネーション 3〜5本 1本に複数輪つくのでボリューム◎

高さは、花瓶の1.2〜1.5倍くらいの低めラウンドにすると、テーブルに置いたときに圧迫感が出ません。

2-2. 細長いシリンダー(円柱)花瓶

シンプルな筒型花瓶は、茎のラインを見せたい花と相性抜群です。

おすすめの花 本数の目安 ポイント
バラ、チューリップ、カラー、グラジオラスなど茎がまっすぐな花 同じ花3〜10本 単色で揃えると海外インテリア風に
枝もの(ユーカリ、雪柳など) 2〜3本 床置きやカウンターに

高さは、花瓶の2倍程度までならスタイリッシュに見えます。 ただし倒れやすくなるため、茎が太く丈夫な花を選びましょう。

2-3. 一輪挿し・ bud vase(バドベース)

口が細い一輪挿しは、「余白」を楽しむミニマルなスタイルに向いています。

  • ガーベラ・バラ・ラナンキュラスなどの主役花を1輪だけ
  • または、小花・実ものを2〜3本だけさらっと入れる

複数の一輪挿しを並べて、高さの違う花をコーディネートすると、Pinterest風の写真映えアレンジに。

2-4. フロアベース(床置きの大きな花瓶)

玄関やリビングのコーナーに置く背の高い花瓶には、枝もの・長い茎の花がおすすめです。

おすすめの花・枝 本数の目安 ポイント
ユーカリ、ドウダンツツジ、桜、紅葉、柳など枝もの 2〜3本 高さを活かし、片側に流すように
ヒマワリ、グラジオラス、リシアンサス(トルコキキョウ) 5〜7本 太めの茎+グリーンを足してボリュームを出す

床置きはお子さま・ペットが触れやすいので、倒れにくい安定した花瓶と配置場所を選びましょう。

3. 花瓶と花の「色バランス」を整える3ステップ

STEP1:花瓶の色を「ベース」として捉える

花瓶が白・透明・グレーなどのベーシックカラーなら、どんな花色でも合わせやすくなります。 逆に、青・ピンク・柄物など主張の強い花瓶の場合は、花の色数を減らしてシンプルにするのがコツです。

STEP2:花色は「メイン1色+サブ1色+グリーン」

一番初心者でも失敗しにくいのが、メインカラー1色+サブカラー1色+グリーンの3色構成。

  • 例1:メイン=ピンク、サブ=白、グリーン=ユーカリ
  • 例2:メイン=白、サブ=ラベンダー、グリーン=旬の葉もの

STEP3:部屋のインテリアと「トーン」を合わせる

北欧・ナチュラルな部屋なら、くすみカラーや淡い色を。 モダンなインテリアなら、白×グリーン or ワインレッドなどコントラスト強めもよく似合います。

4. よくあるNGパターンと、簡単に直すコツ

NG1:花瓶が小さいのに花束をそのまま突っ込む

花がぎゅうぎゅう詰めになり、すぐに傷んでしまうパターンです。 大きな花束は、2〜3つの花瓶に分けて活けると、空間にも余裕が出て長持ちします。

NG2:全部同じ高さで切ってしまう

花が一列に並んで「植木鉢」のように見えてしまう原因です。 長・中・短の3段階を意識して茎の長さを変えるだけで、立体感が出ます。

NG3:水が少ない/水替えをしない

せっかく高さバランスが良くても、水が少なかったり濁っていると花が長持ちしません。 夏場は毎日、冬でも2日に1回は水替え+切り戻しをしてあげましょう。

5. シーン別|真似するだけの花瓶コーディネート例

リビングテーブルに:丸い花瓶+同系色ミックスブーケ

  • 花瓶:丸い陶器ベース(高さ15cm前後)
  • 花:バラ3本+スプレーカーネ2本+小花+グリーン
  • カラー:ピンク〜ベージュ系で統一

ダイニングに:細長い花瓶+同じ花をシンプルに

  • 花瓶:細長いガラスシリンダー(高さ25〜30cm)
  • 花:ガーベラ5本 or チューリップ7本
  • カラー:1色だけに絞るとレストラン風に

玄関に:フロアベース+季節の枝もの

  • 花瓶:床置きの背の高い花瓶(40cm以上)
  • 花:ドウダンツツジ2本+季節の花数本
  • 高さ:天井の1/3くらいまでに収めるとバランス◎

6. 通販の花束を「花瓶に合わせて」おしゃれに飾るコツ

オンラインで届いた花束でも、花瓶に合わせて少し手を加えるだけで、雑誌やPinterestのような仕上がりになります。

  • ラッピングを外し、花を種類ごと・長さごとに分ける
  • メインの花だけをまとめてシンプルに活ける
  • 残りの小花やグリーンは、一輪挿しに分けて飾る

HUG FLOWERSのオンラインショップでは、花瓶に活けやすい本数・長さを意識した花束・アレンジも多数ご用意しています。 「どの花瓶にどう活ければいいか分からない」という場合も、お気軽にご相談ください。

7. まとめ|「花瓶に合わせて花を選ぶ」と失敗しない

花を買うとき、「好きな花をなんとなく」で選ぶと、自宅の花瓶に合わずにバランスを崩しがちです。 まずは花瓶の“形・高さ・口の広さ”を基準にして花を選ぶと、驚くほど飾りやすくなります。

・花の高さは、花瓶の1.5〜2倍を目安に ・丸い花瓶には丸い花+ラウンドシルエット ・細長い花瓶には同じ花をすっと束ねて ・色は「メイン1色+サブ1色+グリーン」でシンプルに

この4つを意識するだけで、どんな花瓶でも「ちょうどいい」アレンジが楽しめるようになります。 ぜひ、ご自宅の花瓶と相談しながら、次の一束を選んでみてください。

花瓶に合う花束・アレンジをプロに相談する

「この花瓶に合う花をおまかせで作ってほしい」「リビングと玄関用に分けて飾りたい」など、
HUG FLOWERSでは、花瓶の写真やサイズをお送りいただければ、ぴったりの花束・アレンジをご提案します。
オンラインショップの商品カスタマイズや、定期便との組み合わせも承ります。

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